仁志敏久 '06/11/07
11年間、ありがとう。
子供の頃、『8』をつけた高田と云う選手が最初に好きになったプロ野球選手。
彼はレフトで「塀ぎわの魔術師」と呼ばれた。
だが、そのプレーの裏には彼が分析した選手の打球と、各球場フェンスのデータから計算されたファインプレーだった。
8マン高田引退と入れ替わりに、原辰徳が『8』を継ぐ。
『8』が好きだから、原も好きだった。
そして原引退と入れ替わりに仁志が『8』。この男はすぐに好きになった。
気の強い攻撃的なトップバッター。
確かにバッターとしては不器用な面もあったが、セカンドの守備では何十本のヒットを消した。
それは横っ飛びで捕るのではなく、「打球が飛んだところに仁志がいる」ファインプレー。
これは高田の守備と同じ、彼の頭脳からのプレーだ。
今の巨人にそんなプレーを出来る選手、また指導できるコーチがいるだろうか。もちろん居ない。
入団の時、彼は原に憧れて『8』を希望した。その原はなぜ彼に冷たかったのだろう。
「憧れの原監督の背番号『8』をもらったのに、力になれずに残念」この言葉は彼の本心だろう。
来年、浜スタで元気な姿を見せて欲しい。ずっと見守っているから。
本当にありがとう「仁志敏久」。
やっぱり行くなぁ!!
てか?。
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